IBCコンサルティングは、契約書作成、財務の影響分析、開示(ディスクロージャー)まで全面サポートします。

資金調達 Ver. 1:Regulation S
アーリーステージのベンチャーに最適

Regulation S(レギュレーションS、Reg S)は、米国企業や外国企業が米国外の投資家に対して証券(株式や債券)を販売する際、米証券取引委員会(SEC)への登録手続きを免除するルールです。オフショア(米国外)での取引を条件に、米国法に基づく厳格な開示義務を回避して資金調達できるセーフ・ハーバー・ルールです。

Regulation Sの重要ポイント

  • 目的: 米国外の投資家に対する証券の募集・販売を容易にし、国際的な資本調達を促進する。
  • 免除要件: 証券の勧誘・売付けが「オフショア取引」で行われ、米国での需要喚起活動(ダイレクトメールや広告など)がないこと。
  • 対象投資家: 米国外の投資家(居住者)。
  • 用途: 米国企業が海外で資金調達する場合や、外国企業(日本企業含む)がアメリカ人以外の投資家へ販売する場合に利用される。
  • Rule 144Aとの関係: Regulation Sは主に米国外の投資家向け、Rule 144Aは米国の適格機関投資家向けであり、これらを組み合わせてグローバルオファリング(全世界での募集)が行われることも多い

企業にとっては、SECへの煩雑でコストのかかる登録手続きを省略して、迅速に海外市場から資金を調達できるメリットがあります。

資金調達 Ver. 2:Form S-1 オファリング
新規株式公開(IPO)の目論見書

Form S-1(フォーム S-1)は、米国ベースの企業が新規株式公開(IPO)を行う際に、米国証券取引委員会(SEC)に提出が義務付けられている有価証券届出書です。

日本の「有価証券届出書」や「目論見書」に相当し、投資家が投資判断を下すために必要な企業の事業内容、財務状況、リスク要因などの詳細な情報が網羅されています。

構成内容
Form S-1は大きく2つのパートで構成されています。

パート1(目論見書)
事業概要、財務諸表(2〜3年分)、リスク要因、資金の使途、経営陣の分析(MD&A)など。投資家に直接配布される。

パート2(補足情報)
未登録証券の売却状況、各種添付資料(定款、重要契約書)、財務諸表のスケジュールなど。

提出と審査のプロセス

作成・ファイリング
監査法人、EDGARスペシャリストと連携して作成し、EDGARシステムを通じて提出します。

SEC審査
提出後、SECによる内容の精査が行われます。通常30日以内に「コメントレター」と呼ばれる指摘事項が届きます。

修正(Form S-1/A)
指摘に基づいて内容を修正し、再提出します。このプロセスが数回繰り返されるのが一般的です。

効力発生(Effective)
SECの承認(承諾)が得られると、IPOの価格決定や株式の売り出しが可能になります。

IBCコンサルティングは、三回連続で提出1回でEffectiveを獲得しました。